

本日ご紹介するのは、マルニ60のチェック柄です。
ぬくもりあるチェック柄は、マルニ60にとってアイコン的存在でもあります。

まずは、マルニのチェック柄の変遷について、簡単におさらい。
1969年、当時「No79」という製品番号でしかなかったシリーズに、「みやじま」という愛称がつけられました。そしてその後、1977年まで生産されました。
当時採用されていたのが、ブラックとホワイトのベーシックなチェック柄です。

その後2006年、60VISIONというパートナーを得て、様々なチェック柄が登場しました。
そして現在、2020年よりマルニ60で展開しているチェック柄は、「ガルボ・ダークブラウン」、「リボン・ブルー」「リボン・レッド」の3柄です。


こちらは、ガルボの生地の糸をほどいたものです。
ブラックとブラウンのモール糸。ふわふわの質感の糸が、やわらかい肌触りにいい効果を出しています。
見る角度で色や艶が移り変わり、 ダークトーンのブラウンでも暗くなりすぎない印象を与えます。
マルニ60張地の中で唯一のダークブラウン。非常にコーディネートしやすい人気のカラーです。


細いラインで格子を描いたチェック柄。正方形でなく縦長の長方形で出来ています。
表面はふわふわと毛羽が絡み合ったタッチの良い肌触りなのですが、 よくみると綾織のヘリンボーンになっている、味わいあるテクスチャです。
糸使いによってレッドやブルーの単色でも、フラットになり過ぎないこだわりが現れています。 ソファが主役となるようなコーディネートができるレッドとブルーですが、 ウッドフレームなので派手になり過ぎません。
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マルニ60のチェック柄を、マルニ木工の歴史とともに是非お楽しみください。