マルニ60の中でも最上位ランク張地、本革「オイルレザー」。

マルニ60で採用されているオイルレザーは、ピット曹でじっくりとタンニンでなめしたセミアニリン仕上げで、使うほどに革がやわらかくなり、味わい深い色や艶が生まれるエイジングをお楽しみいただけます。染料と薄い塗膜でコートしたセミアニリン仕上げで、ナチュラルマークを含めた自然な表情や風合いを残した革です。原皮の色やオイルの浸透度が微妙に違い、部位やロットによって色差がでてくる性質があります。

現在流通しているタンニン鞣しの多くは作業性の良いドラム製法でつくられていますが(90周年モデルの限定タツノレザーもドラム製法でした)、こちらのオイルレザーは昔ながらのピット製法によって鞣されています。約1カ月ゆっくりと革を鞣していくことで、革のハリやコシのある革が生まれます。革への負担が少なく繊維構造が壊れていないためオイルや染料が深部までしみ込みやすく、より美しい経年変化を感じられます。

また、フルグレインと呼ばれる銀面を残した革で、革本来のナチュラルマークを隠さずに製品に使用しています。タンニンで鞣した革にたっぷりのオイルを含浸させたオイルレザー。染料で着色した後に、薄い塗膜で表面を保護したセミアニリン仕上げで、一定の耐久性がある仕様です。