デンマークのデザイナー、カイ・クリスチャンセンが1956年にデザインした椅子。製造中止となっていたこの椅子を、宮崎椅子製作所が復刻製作を手掛けたことを機に、カイ・クリスチャンセンと宮崎椅子製作所とのモノづくりの交流が始まりました。
ゆったりとした快適な座り心地。エッジの効いたハーフアームと傾斜した後脚がフォルムの特徴です。
サイズは北欧オリジナルデザインを守っていますが、靴を履かない日本の住宅では座面が高く感じられるかもしれません。ご希望に合わせ脚カットが可能ですので、ご希望の場合はご注文前にお問い合わせください。

[DESIGNER]
Kai Kristiansen
カイ・クリスチャンセン
1929年8月8日デンマーク生まれ。デンマーク王立芸術アカデミーにてデニッシュモダンの祖コーア・クリントに師事し、木工や家具デザインを学ぶ。卒業後の1955年に自身の設計事務所設立。1966-70年"Scandinavian Furniture Fair"の立ち上げに参加。1965-75年 "International Furniture Fair"出展(ドイツ・ケルン)。オーストリア、パリ、ロンドンほか、数多くの都市にて個展を開催。
2008年より宮崎椅子製作所にてNo.42、Paper Knifeシリーズの復刻生産を開始。2010年の初来社以来、何度も宮崎椅子の工場(徳島県)まで脚を運び、現在も引き続き新作開発に取り組んでいる。
[BRAND]
宮崎椅子製作所
ミヤザキイスセイサクジョ
1969年創業。四国・徳島県のに拠点を置く、木の椅子づくり専門の家具メーカー。家具デザイナーの村澤一晃と小泉誠を中心に、Inoda+Svejeほか幾人かのデザイナーと職人が、現場で手を動かしながら生みだすワークショップ方式のデザイン開発。 機能性や利便性といった価値を椅子にそなえると同時に、さまざまなチャレンジやアイデアで、新しい方向性を見つけだしています。