「まず軽量で掛け心地の良い小椅子を作ろうと思いました。片手、いやいや指で持てるくらいの軽さまでやってみようと。構造はコンサバティブですが、この細さ、薄さで作るには高度な木工技術が欠かせません。
素晴らしい木工メーカーと巡り会えて初めてデビュー出来た小椅子です。」(阿久津宏談)
スタンダードな構造とシンプルなデザイン。パーツの細さと薄さを追求し、指にかけて持ち上げられるほどの軽量化(3.7kg~)を実現しました。
[DESIGNER]
阿久津宏
アクツヒロシ
1952年東京生まれ。武蔵野美術大学工芸学科を卒業後、中島四郎氏に師事し青林製作所に入所。1979年にBY STEP DESIGN研究所設立、1982年に独立しPLUS ONE PRODUCT DESIGNを設立。
椅子、ソファ、ボード、照明などインテリア全般のデザインを得意とする。
[BRAND]
宮崎椅子製作所
ミヤザキイスセイサクジョ
1969年創業。四国・徳島県のに拠点を置く、木の椅子づくり専門の家具メーカー。家具デザイナーの村澤一晃と小泉誠を中心に、Inoda+Svejeほか幾人かのデザイナーと職人が、現場で手を動かしながら生みだすワークショップ方式のデザイン開発。 機能性や利便性といった価値を椅子にそなえると同時に、さまざまなチャレンジやアイデアで、新しい方向性を見つけだしています。