「ガンバ」は脚の意味。ぐっと脚を踏ん張っているようなフォルムから名付けられました。
座面から脚に繋がる流れるようなフレームが特徴で、座裏と脚部の接合部は、滑らかな曲線にこだわって仕上げられています。
少し反り返った座面はおしりに心地よくフィット。
スツールでありながらイス並みの座り心地を実現しています。
必要以上に存在感はなく、それでいて日々活躍する名脇役デザインです。
[DESIGNER]
村澤 一晃
ムラサワカズテル
1965年東京生まれ。垂見健三デザイン事務所を経て1989年にイタリアへ留学。1990年よりセルジオ・カラトローニデザイン建築事務所(ミラノ)に勤務。1994年ムラサワデザイン開設。「デザインは生活や行動のすべての中にある」を信条として、現場で手を動かし、それぞれのメーカーと関係を育てていく股旅デザイナー。これまでに国内外200以上の向上を歩き回り、道を歩くとき、飛行機で移動するとき、稼働する工場を見つめるとき、誰かと会話するとき、そこからデザインを紡ぎ出していく。これまでに20製品がグッドデザイン賞を受賞。
[BRAND]
宮崎椅子製作所
ミヤザキイスセイサクジョ
1969年創業。四国・徳島県のに拠点を置く、木の椅子づくり専門の家具メーカー。家具デザイナーの村澤一晃と小泉誠を中心に、Inoda+Svejeほか幾人かのデザイナーと職人が、現場で手を動かしながら生みだすワークショップ方式のデザイン開発。 機能性や利便性といった価値を椅子にそなえると同時に、さまざまなチャレンジやアイデアで、新しい方向性を見つけだしています。