工芸技術の伝統と小径木の特性に迫った多角形のテーブルです。半透明の色と柄をグラフィックアクセントとしてデザインに盛り込み、伝統的な工芸技術にコンテンポラリーなデザインを重ねています。
このColour Wood Plain は4つのスタイルで構成されていて、それぞれがカラー、高さ、直径の独自の組み合わせとなっています。ベースとなる部分は、日本古来の技法「雇い実接ぎ(やといさねつぎ)」を応用し、台形にカットされたパーツを独特な樽形状となるようにつなぎ合わせて構成されています。
[DESIGNER]
SCHOLTEN & BAIJINGS
ショルテン&バーイングス
ステファン・ショルテン(1972年オランダ生まれ)とキャロル・バーイングス(1973年オランダ生まれ)の二人で、2000年にデザインスタジオを設立。細やかなリサーチにより、モノの背後に潜む文化的、芸術的コンテクストを探りながら、鮮やかな色彩と現代的な幾何学文様を巧みに使い、完成度の高いデザインを生み出している。Zuiderzee Museum、Audax Textile Museum、RoyalVKB、Established & Sons、HAY、Thomas Eyck、Pastoeなどと協働。Wallpaper* 、Frame、Elle Deco、New York Times、Vogue、Surface、International Design Year Bookなど各誌で取り上げられ、注目を集める。最近ではDutch Design Awardの二度目の受賞を果たすほか、Wallpaper* Design Award、ELLE Decoration International Design Award for Young Designer Talent 2011などを各賞に選ばれています。
[BRAND]
KARIMOKU NEW STANDARD
カリモクニュースタンダード
日本の木製家具メーカーであるカリモクが2009年に設立したKarimoku New Standardは、先進的なアイデアと優れた製造技術を融合したブランドです。カリモクの職人が培ってきたユニークな視点と、国内外から選ばれた有数のデザイナーたちが手を組み、Karimoku New Standardは日本の家具デザインの新たなスタンダードとなるべく取り組んでいます。