カリモク60ロビーチェア特集

カリモクの原点が凝縮
1968年生まれ
"ロビーチェア"

Kチェアと並ぶカリモク60の代表アイテム「ロビーチェア」。 Kチェアが誕生してから6年後の1968年、より良い座り心地、重厚感を追求して開発されました。
その後、廃番寸前まで追い込まれたこともありましたが、80年代からはKチェアと同様に業務用として公官庁や病院などの法人需要が高まりました。 普遍的な構造とデザイン、そしてパーツごとの交換や修理が可能なロビーチェアは、定番でありながらも時代に応じた座り心地の改良や進化を何度も行いながら、一度も廃番になることなく半世紀以上の歴史を刻んできました。

進化を続ける
掛け心地と耐久性

定番のロングセラーでありながらも、デザインそのままに幾度となくアップデートを繰り返してきたロビーチェア。 そのロビーチェア最大の魅力でもある座り心地の秘密は、カリモク独自の研究の末に開発された「ニューモールドフレックスクッション(モールドウレタン)」にあります。

2007年9月に座面シートをスラブウレタンからモールドウレタンへ仕様変更。それに伴い掛け心地と耐久性をアップ。さらに2015年3月には、このモールドウレタン穴あき仕様から穴なし仕様に変更。これにより、着座時の体圧分散が一点に集中しなくなり、お尻の落ち込みが軽減されました。

更なる掛け心地と耐久性アップの実現に向け進化を止めないロビーチェアに使用されている耐久性と体圧分散に優れたモールドウレタンですが、通常だと30万円以上のソファに使われるウレタンなのです。カリモク家具は自社でモールドウレタンを製造している為、ロビーチェアの価格帯でも、この高品質な素材が使えるのです。作り続けているが故の、高いコストパフォーマンスがカリモク60にはあるのです。

モールドウレタン(成型発泡ポリウレタンフォーム)とは…
人体への圧迫度合いを最小限に迎え、従来のスプリングを超えるここちよさを追求したウレタンクッション。 自動車のシートにも使われており、一般的なウレタンと比較しても耐久性に優れているため、ヘタリにくいウレタンです。 金型の中で発泡させたモールドウレタンは、表面が「スキン層」と呼ばれる硬い層で覆われているため、高い反発弾性と耐久性を実現しています。

画像は体圧分散測定器のデータです。旧仕様の座骨部をみますと、骨の位置が赤く集中して加圧がかかっており、 一方、現仕様は座骨部全体を受け止め、面で体重を分散していることがわかります。
(※被験者データ:身長171cm 体重69kg)

ダブルクッション構造

ロビーチェアはKチェア同様、本体木枠には鋼製S組バネ(通称Sバネ)を張っていますが、その上に厚いモールドウレタンの置きクッションをセットするというダブルクッション構造になっています。これによって、底付き感やバネ当たり感のない、しっかりした中にもソフトな掛け心地を実現しています。 また、座面シートにヘタリが出てきたら、クッションだけを交換することで簡単にメンテナンスが可能です。

ダイヤ張りのステッチとボタン絞り

縫製パターンは、キャラメルパターンのKチェアに対し、ロビーチェアはダイヤ張りのステッチです。ダイヤ張り表情は、重厚さに加え気品さえも併せ持っています。
Kチェアやロビーチェアのキャラクターでもあるボタン絞りですが、 昔はボタンでクッション材を固定し、クッションの片寄りを防ぐ目的がありました。
現在ではウレタンの質が向上し、ボタン絞りをする必要もありませんが、着座時のシートの前滑り防止(ビニールレザーの場合)と、 デザインを優先して、ボタン絞りを続けられています。ボタンは、職人が一つづつ手で絞っています。
さてこのボタン。ちょっとした工夫がされているのをご存知でしょうか。 糸が切れないようにボタン内部に回転機能がついています。 ボタンが回転しても、縛っている糸の部分がよじれないようにするためです。 これにより糸の負担を軽減しています。糸も強度の有るナイロン糸を使用しています。
(ちなみに、座面にはファスナーがついていますが、カバーリングではありません。カバーとウレタン中材はボタン絞りになっているのでを取り外すことはできません。)

シンプルでコンパクト

無駄を削ぎ落としたシンプルで高いデザイン性なので、横になれるくつろぎ感を確保しながら、お部屋にコンパクトに置くことが可能。 サイズ展開は1シーター(幅750mm)・2シーター(幅1240mm)・3シーター(幅1740mm)、奥行780mmと高さ730mmは共通。 背モタレの高さが730mmなので、リビングとダイニングの間仕切りで置いても圧迫感もありません。
床上脚高さは約145mm。お掃除ロボットも問題なく掃除をしてくれます。

ロビーチェアのシート奥行はやや深いため、小柄な方には専用のクッションがお勧め。市販のクッションでは実現できない快適性なので、ぜひ実店舗でもお試しください。

こだわりの「ハの字」脚

ロビーチェアご検討中のお客様より、「部屋に搬入するとき、脚の取り外しができないか?」という問い合わせをよく頂きますが、 脚が「ハの字」についているため、ねじ込み式が不可能な構造となり、取り外しはできません。ロビーチェアは、分解も組み立てもできません。カリモク工場から完成品で梱包されて出荷されます。

ここにもカリモクの強いこだわりがあるのです。家具構造のセオリーで考えると、ソファの脚は脱着できた方が便利です。「ハの字」脚ではなく、垂直に取り付けるねじ込み式(手でくるくる回して取りつけつ方法)の脚にすれば脱着もできるので、搬入もしやすいですし、梱包サイズを抑えることで輸送コストを抑えることができます。また、輸送時の段ボールから脚が突き抜けるリスクも軽減されるでしょう。

しかし、カリモクはデザインを重視し、完成されたロングライフデザインである「ハの字」脚を変えることはありませんでした。 搬入や輸送コストの都合で外観を崩すことなくデザインにこだわる姿勢こそが、ロングライフデザインたる所以であり、カリモク60の神髄を感じさせられます。

お部屋への搬入について

FELICEでご購入いただいたロビーチェアにつきましては、基本的にツーマン体制の搬入設置配送でお届けします。
ロビーチェアの最小幅寸法は対角線上の690mmなので、設置場所までの間口が常に700mm程度確保できるのであれば、理論上は搬入が可能です(建物の構造、 ソファの長さや搬入する向きなど、諸要因によって例外もあります)。これまで当店でご購入いただいたお客様で、ハイツやマンション、2階リビングなど一般的な寸法の経路であれば、搬入出来なかったことはありませんが、ご不安な場合はご購入前にご相談くださいませ。

ロビーチェア定番張地

スタンダードブラック

カリモク60ブランドで最もスタンダードなカラーのビニールレザー。 独特のツヤは1960年代当時の風合いを忠実に再現しています。 機能面では耐アルコール仕様になるなどアップデートを続けています。

モケットグリーン

光の反射によって変わる独特の光沢感に、惚れ込む人続出。 耐久性に優れているため、電車などの公共交通機関のシートにも 多く使われているモケット地は、上品でクラシカルでありながら どこか親しみやすさもあり、すっとお部屋になじんで、 雰囲気を、柔らかく優しい印象にしてくれます。 ロビーチェアの張地としては、スタンダードブラックを抑えて一番人気。

ベスパグレー

堅牢度のよいポリエステル繊維ながら、ウール風の柔らかいタッチ感に 仕上げています。グレー色にベージュ色をミックスし、短めのモール糸 で織り上げており、ナチュラルで温かみのある表情となっています(ポ リエステル100%)

リーベルブラウン

シルクプロテイン成分(絹)を配合し、本革に近い放湿機能 があり、夏場でもサラッと感があるビニールレザー。より一層本革に近い風合いを表現するために、クモプリントと呼ばれる汚し加工が施されています。

カリモク60の裏メニュー「パターンオーダー」

お好みの「張地」×「木部色」の組み合わせでオーダー頂ける「パターンオーダー」が実店舗限定で対応しています。
定番張地にパターンオーダー限定張地も加わり、選ぶ楽しみが増えました!
どんな空間にも合う圧倒的なオーラを持つロビーチェアの定番デザインに、
自分だけライフスタイルに合わせた特別なロビーチェアをオーダーしてください。