Kjellerup Væveri/ケアロップ・ヴァヴェリ社

Kjellerup Væveri/ケアロップ・ヴァヴェリ社

「Kjellerup Væveri(ケアロップ・ヴァヴェリ)」は、1950年にデンマーク・ユトランド半島の小さな町、ケアロップで創業したテキスタイル工房。

1950年創業以来、現在もデンマーク国内で製造している、デンマークに唯一残る国内生地製造メーカーとして、設立当時と変わらない高品質の生地を製造し続けています。

この小さな生地製造メーカーは、デンマークにある有名家具メーカーにとっては、なくてはならない存在です。
PP Mobler、Carl Hansen & Son、Firtz Hansen、Getamaなど、皆様がよく知るブランドには必ずこの小さな生地製造メーカーの名前を見つけることができます。

 

◆Kjellerup Væveri | ケアロップ・ヴァヴェリの創業

現在の代表であるPoul Ivan Kristensen(ポール・イヴァン・クリステンセン)の父であるSvend Otto Kristensen(スヴェンド・オット・クリステンセン)が「ケアロップ・テキスタイル・ファクトリー」を1950年に創業。
彼のベッドルームにあった木製の織機、たった一台から始まりました。

1950年に設立されたこの小さな生地製造会社は2代目のポール・クリスチャンセン、そしてその妻のヨナ・クリスチャンセンによって、デンマークに唯一残る国内生地製造メーカーとして、設立当時と変わらない高品質の生地を製造し続けています。


創業当時の工房

 

 

◆普遍性と伝統

「デンマークで古くから使われる素材、そして柄を織り続ける」

生地のラインナップは、長年使い続ける事ができる「ウール素材」を使用し、デンマークの伝統的な柄である事が特徴となっています。
普遍的な柄は、椅子やソファに張った時に「普遍的要素」を加味することができます。

※デンマークの伝統柄「Olmerdug(オルマドュグ)」・・・横糸の色を変えただけのストライプ柄

その中でも日本で人気がある柄は、フランネル素材のスーツに使われる「チョーク・ストライプ」や、メンズのスーツに使われる「ペンシル・ストライプ」が施された生地。

チョーク・ストライプは北欧らしい※牧歌的なベースカラーに、シンプルなチョークで書いたような、かすれたタッチのストライプが等間隔で繰り返される柄。
そしてペンシル・ストライプは、チョーク・ストライプよりも少し濃いはっきりとしたストライプが施された柄です。

ともに、繊細で凛とした雰囲気の中に、かすれたラインのタッチが牧歌的なベースカラーと相まって、遊び心を感じる他にはない柄です。

※牧歌的・・・農村や田舎の風景のように素朴でのんびりとした雰囲気を表す言葉。
「自然と寄り添った平和な暮らし」を象徴するものとして、緩やかで安らぎを感じるイメージを伴う。

更に、ペンシル/チョーク・ストライプを、太い縞(しま)と細い縞(しま)で織り込んだ柄も特徴の1つです。



はっきりとしない薄い色調で織られた太い縞に、細い縞が寄り添っている様は、椅子やソファに温かみのある雰囲気をもたせてくれます。
ベースカラーもはっきりとしていない色調のため、使われる椅子やソファに優しさを与えてくれます。

 

また「Kjellerup Væveri(ケアロップ・ヴァヴェリ)」の「普遍性=信頼/安定/安心」に繋がる「ウール素材」にこだわる製法の特徴のひとつでもある、太番手の※紡毛を使用するることで、生地に空気が含まれ「ふわっと」した織り上がり感になるのも、ケアロップヴァヴェリ社の生地の特徴です。

このふわっとした織り上がり感は、ぼやけた色調のカラーと相まって、他の生地では出すことができない柔らかさを家具全体に持たせることができます。

※紡毛・・・ウールの繊維が不均一で繊維が色んな方向を向いたまま糸になるため、綺麗ではないが、膨らみがあり、温かみがある。

 

◆「Kjellerup Væveri(ケアロップ・ヴァヴェリ)」納入事例


ニューヨークにある国連本部の中にある「フィン・ユール」がデザインした椅子に使われている生地は「Kjellerup Væveri(ケアロップ・ヴァヴェリ)」社の生地

・FJ-51 chair(FJ51国連チェア)
 デザイン:フィン・ユール

「フィン・ユール」によって、ニューヨーク国連本部ビル「信託統治理事会会議場」のためにデザインされたチェアです。
2012年に会議場のリニューアルに伴い、チェアも260脚が復刻されました。
デザインも美しく座面が宙に浮いているかなような印象を受けます。背面とフレームを固定するところには無塗装の真鍮が使われており、フィンユールらしい遊び心が感じられる椅子です。
その椅子に使用されている生地が、デンマークを代表するテキスタイルデザイナー「Hanne Vedel(ハナ・ベデル/ハンネ・ヴェデル/ハンナ・ヴェデル/ハンナ・ヴェーデル)」の特別なファブリックです。

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Kjellerup Væveri社
生地 「Blans 01-154」 「Blans 01-140」
「デットヘア」と呼ばれる細かい羊毛を、紡毛と一緒に撚り込んだ(ねじる)、面白い糸から作られるユニークな表情の、手織のような品がある生地です。
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◆「Hanne Vedel(ハンナ・ヴェデル)」 1933-Denmark

デンマークを代表する、テキスタイルデザイナーの「Hanne Vedel(ハンナ・ヴェデル)」は、1955年より手織りのテキスタイルデザインに取り組み「Kjellerup Væveri(ケアロップ・ヴァヴェリ)」社のために数多くのデザインを残しています。
巨匠と呼ばれるデザイナーたちもデザイン当初から彼女のテキスタイルを使用し、デンマーク家具デザインの歴史において大きな功績を残しています。

「Kjellerup Væveri(ケアロップ・ヴァヴェリ)」社と「Hanne Vedel(ハンナ・ヴェデル)」は、1960年代から関係が始まり今に至ります。

 

 

◆ウール素材の品質と特徴

1. 水をはじき、湿気を吸収する
2. 冬暖かく、夏涼しい
3. 型くずれしにくい
4. 燃えにくい
5. 染めやすく、色落ちしない
6. 汚れにくい
7. フェルト化する

「Kjellerup Væveri(ケアロップ・ヴァヴェリ)」社の生地のほとんどはウールが主組成となっています。寒いデンマークの家内手工業として発達したデンマーク織物の証でもあります。

ウール素材の表面は2枚のキューティクルに覆われており、品のある光沢と、水をはじく性質をもっています。またウールは汚れにくく、たとえ汚れてもすぐに拭けば汚れが落ちやすいのは、最表面のキューティクル膜の吸水速度が遅いためです。
その反対でその下の層にある2枚目のキューティクルは親水性のため、周辺の湿度が高くなるると徐々に水蒸気を吸い込んで膨張し、2枚のキューティクルの間に隙間ができ、さらに吸湿しややすくなります。
逆に、周囲が乾燥すると、表面にある隙間が閉じて水分の蒸発を防ぎます。

また、ウールは多くの水分を含むため燃えにくく、燃えても融けずに炭化します。
湿度を含んだ時に熱を発生する性質があり、吸湿能力も大きいので、汗をかいた時のベトツキ感が少なく、しかも冷たさを感じさせません。

 

FELICE(神戸店)では「Kjellerup Væveri(ケアロップ・ヴァヴェリ)」社の生地サンプルを多数ご用意いたしております。

お客様の特別な空間に置かれる椅子やソファを、更に特別なものになるよう、家具のストーリーにあった生地をご案内させて頂きます。
もちろん、ご利用環境にも合わせて様々な生地ブランドもご用意いたしております。
生地のみのご購入も行っておりますのでお気軽にお問合せください。

 

 

※FELICE神戸店は「貸切ご予約制」の営業体制となっております。

 

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デザインや家具が好きな方に喜んで頂けるお店作りや接客に力を入れています。
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家具にこだわりたいとなりましたら、FELICEにぜひご来店くださいませ。

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