レッドオーク材の事を少しご案内させて頂きます。
2025年の5月、HIROSHIMA・Roundish・MALTA、に選べるバリエーションとして、あたたかな表情をもつ木材、レッドオークが追加されました。
資源量が豊富で安定供給が見込めるため、品質を保ちながら価格を抑えることができるオーク材の選択肢として加わりました。
レッドオークは、北米東部の寒冷地に広く分布する落葉広葉樹です。
この木材の魅力は、やわらかな色合いと、木目の豊かな表情にあります。
赤みを帯びた木肌と、太い導管から生まれるはっきりとした木目が、表面に陰影をつくり、空間に表情を与えてくれます。
ホワイトオークよりも軽く、それでいて構造材としての堅牢さをしっかりと備えています。
レッドオークにはいくつかの種類があり、その育つ環境によって木質の性格も異なります。今回採用したのは、アメリカ東部の寒冷地に広く分布する、ノーザンレッドオークと呼ばれる種です。
寒冷な環境の中で時間をかけて育つため、年輪が詰まり、繊維が密に整います。
そのため木材としての安定性が高く、仕上がりにも端正な印象が生まれます。
MARUNI COLLECTIONでは、節が少なく、大きな部材が取れる、最高等級「FASグレード」の木材を選んでいます。木目の美しさを活かしながら、精度の高い加工にも応える品質を確保しています。
◆レッドオーク材 対象シリーズ
HIROSHIMA
Roundish
MALTA
また、同じく5月には新樹種がもう1つ追加されています。
HIROSHIMAアームチェアの新樹種《2種》のお知らせも改めて。
FELICE神戸店では現在、ビーチ/スチームドビーチ(新)/アッシュ/レッドオーク(新)/オーク/ウォールナット、の全樹種のHIROSHIMAアームチェアを展示いたしております。
写真左:スチームドビーチ(NL-0)/写真右:レッドオーク(NL-0)
◆スチームドビーチ
既存の「ビーチ」は、白く清々しい色合いを保つため、スチームをかけずに丁寧に乾燥させた「アンスチームドビーチ」を使用しています。
新たに採用した「スチームドビーチ」は、スチーム乾燥によって色差が少なく、効率よく使用でき、流通量も安定しています。
全体的に赤みを帯びた温かみのある色合いが特徴となります。
◆レッドオーク
既存の「オーク」は、細かく整った木目と白い色が特徴のホワイトオークを使用しています。繊維が密で液体を保持できるという特徴から、ウイスキーやワインの樽の素材として需要が高まり近年価格が大幅に高騰し続けています。
新たに採用した「レッドオーク」は、北米に広く分布し、比較的価格が安定している傾向にあります。
レッドオークは赤みを帯びた温かみのある色合いが特徴です。
MARUNI COLLECTIONの世界観にぴったりの印象を持つ「レッドオーク」が追加されました。
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