広松木工「FREX(フレックス)」シリーズはどのような家具なのか?

広松木工「FREX(フレックス)」シリーズはどのような家具なのか?

こんにちは、FELICE オンラインです。

今回は当店でも取り扱いの多い広松木工「FREX(フレックス)」シリーズをご紹介します。

実際にどのような特徴があるのか、どのような家具があるのかなど幅広く解説をしたいと思っておりますので、参考になって頂ければと思います。

 

広松木工とは?

家具の産地・福岡県大川市に拠点を置く1950年創業の家具ブランドです。

「自分達が良いと思うもの、美しいと感じるものを作り続ける」という信念のもと、家具から生活雑貨までを幅広く手掛けています。

背景としては19世紀アメリカのシェーカー家具の影響を受け、その考え方を継承しているため、流行にとらわれない普遍的で飽きのこないデザインの製品が多いのが特徴と言われております。

「無駄な装飾は排除し、機能性を徹底的に追及する。」

日本国内はもちろん世界でも評価を受け、イギリス王室ご用達の百貨店・ハロッズへの納入実績もあります。

洗練された家具が多くの人を魅了してやまない実力派ブランドです。

    

FREXシリーズ(フレックス)とは

FREXシリーズの特徴は上質な無垢材を使用した、「シンプル」で「直線的」なデザインです。

その中でも「FREX ソファ」は天然木にスチール脚を用いることで、シルエットに軽快さが生まれ、かつ天然素材の質感が際立つデザインになっています。根本の考え方は背もたれも含めたデザインを魅せるため背面から見てもしっかりと工夫されたデザインになっております。

また、この直線的な角は通常だと出過ぎてしまうと角張ったソファなどになってしまいますが、職人さんの手触りの感覚で作り上げているため、角が主張しすぎないような絶妙なバランスで作られています。

無垢の背板は絶妙な角度設計。角度によりどんなクッションでも座り心地が良いため、専用クッション以外にも、お手持ちのクッションを合わせたアレンジもお楽しみいただけます。

素材の風合いをダイレクトに感じられるフレックスソファは、ご家族の成長や住まいの変化に応じて組合せを変えながら、長年ご愛用いただくことで、深まる天然木の風合いを体感していただけます。

異素材を組み合わせており、木との調和を意識した家具づくり

FREX(フレックス)のデザインの特徴はスタンダードで飽きのこないデザインです。使い方やスタイルを限定しない、あるいはライフスタイルやインテリアの好みが変化してもずっと使い続けることができます、その為他のクッションなどにも合うように作られております。

また、FREXソファは木材とスチールという異素材を組み合わせており、木との調和がされているソファです。その為、通常の鉄ですと真っ黒の色合いですが、木と合うように専用で製鉄したものを使用しております。

ここにもデザインにこだわった広松木工の特徴が出ているかと思います。


FREXシリーズの木材は(節)ふしにこだわっている

節は、幹の肥大成長によって、枝がその幹に巻き込まれた部分のことを指しています。つまり、節とは幹に内在する枝の一部であり、枝の位置していたところにその数だけ存在するということです。

また枯れ枝のような成長が止ってしまったものが幹に残ったまま木が成長すると、その枝は完全に幹に埋もれてしまうので、見た目は枝の痕跡が全くない場合でも、割材してみると中に節が存在しているということもあるのです。

節は大きく分けて、「生節(いきぶし)」と「死節(しにぶし)」があります。生節とは、枝が生きている状態で巻き込まれたものです。そのため、生きた枝が沢山の葉っぱを抱えても折れないように枝とその周囲の幹の組織とはしっかりと結合しています。

通常ですとこの節は家具作りの業界では古いと思われがちではありますが、広松木工は木の魅力の一つとして捉えています。また、さらにその節を活かした温かみ・手触りの良い家具が出来上がるのです。

 

◾️代表的な家具

・FREX ソファ

フレックスソファは、背面クッションを追加オプションとして提供することで、快適な座り心地を自由に調節できるようになりました。

専用のバッククッション、通常のクッション、またはヘッドレストを組み合わせて、お好みのスタイルにカスタマイズすることが可能です。さらに、ソファの横にシェーズロングを組み合わせると、L字型のソファとして使用できます。

シェーズロングは、配置に合わせて左右どちらにも設置可能で、L字型として配置した場合の横幅は210cmから294cmまで調整できます。お部屋のレイアウトに合わせて、自在にお楽しみいただけます。

・FREX ダイニングテーブル(円形)

広松木工のダイニングテーブルはユニークな構造の脚部が特徴的です。一本脚よりも木質感と視覚的な安心感があり、もちろん強度も備えています。丸く丁寧に仕上げた天板の木口は、滑らかで優しい触り心地。

また仕上げは自然オイルで仕上げているため、使い込むほどにさらに味わいが増していきます。

天板は、コンパクトに設置できる直径98cmから、椅子やスツールを寄せ合って大人数で囲むことができる直径140cmまでの4サイズ展開。脚が天板より内側にセットされているため足捌きが気になりにくく、来客時も椅子を増やして座ることができます。


・FREX ダイニングテーブル(スチール)

スチール脚を備えたこのテーブルは、脚部に取り付けられた3つのボルトを外して脚の向きを変えることで、テーブルの高さを調整でき、ダイニングテーブルからローテーブルに瞬時に変身させることができます。この特性により、ライフスタイルの変化にすぐ対応できるだけでなく、複数人の食事や集まりの際にも大いに役立ちます。

スチール脚とは対照的に、天板には自然素材ならではの風合いが鮮明に表れる節のある無垢材を使用しています。自然オイルで仕上げているため、使用するほどに木材の味わいが一層増していきます。そして、無垢材の特徴である一枚一枚異なる表情を持っています。完成までもが楽しみなダイニングテーブルです。一枚一枚の見え方もデザインされています。姫路店に展示がございますのでお気軽にお問い合わせください。

・FREX ダイニングチェア

この椅子は、控えめな装飾を持ちながらも、シンプルで直線的なデザインで知られています。しかし、背もたれの軽い曲線と、快適な座り心地を追求した傾斜角度により、座った瞬間に体が自然に収まる感覚となります。

座面の構造にはダイメトロール(布バネ)を使用し、多層構造のウレタンと組み合わせることで、快適なクッション性と長持ちする耐久性を両立させています。

リラックスする時間を楽しむためのアームレストは、長い間使用していく中で、オイル仕上げならではの柔らかい光沢を身にまといます。

座面はカバーリング仕様で、洗濯機で洗える仕様となっています。帆布生地は広松木工オリジナルのカラーリングで染められ、ストーンウォッシュ風の加工が施されています。この特殊な加工により、帆布独特の風合いがシンプルな椅子に個性を与えています。座面の下地にはPVCレザーが使用されているため、カバーを取り外した後は水拭きで簡単にお手入れができます。
※姫路店、神戸店ともに展示がございます。

 

まとめ

最後まで見て頂きありがとうございました。

色々とたくさん紹介させて頂きましたが、人それぞれに良いと思う家具が異なるので、是非とも数多くのチェアやテーブルをご覧頂き、ライフスタイルに合った家具をFELICEで探してみてください。

両店舗合わせて、7デザインのソファがご覧頂けます。
ご来店お待ちいたしております。




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