カリモク60Kチェア特集

カリモク60の代名詞
"Kチェア"

それまで、主にアメリカ向けに家具のパーツを生産していたカリモク家具が、
1962年、国内向けに自社製品として初めて作った『国産家具第一号』の『Kチェア』。
廃番寸前だった60年代の家具が息を吹き返し、今なお愛され続けているそのワケとは?
FELICEでも一番人気のKチェアのその人気の秘密に迫ってみます。

ご購入いただいたお客様から本当によく言われるのが、
『Kチェアを置いたとたん部屋が一瞬でおしゃれになった。』
『佇まいがいい』『雰囲気が一変した!』『昔からあったかのような存在感』ということ。

そう、一見シンプルでコンパクト、
これといって特徴がないように思えるKチェアですが、
日本を代表する老舗家具メーカー、カリモク家具によって作られ、
誕生から50年以上もの間、愛され使い続けられてきた『名品』たる、
有無を言わさぬ圧倒的な風格、オーラがあるのです。
お部屋に置いた瞬間、印象を確実にランクアップしてくれます。
なんといっても、他にはまねできないその『存在感』こそが一番の魅力です。

職人の五感で仕上げられるアーム

手になじむ柔らかな丸みと美しいツヤ感を持ったアームは、
いつまでも撫でていたくなる触り心地。
天然木は同じ木でも色合いや木目がそれぞれ違うため、1本1本の木目をみながら選別し、
特別に選んだ部位を木肘のパーツとして加工します。
表面を滑らかにするために、カリモクの熟練された職人さんの手によって、
何度もサンドペーパーをかけて磨き、丁寧に形作られています。

※Kチェアのウォールナット色塗装とモカブラウン色塗装で使用されているラバートリー材が、
2021年8月生産分より、アームトップ部のみ「ラバートリー材」から「ブナ材」へ
仕様変更しました(一部アイテム除く)。

奥行はコンパクトな70cm

一般的なソファの奥行きが85〜100cmとされる中、
Kチェアの奥行きは70cm。
小柄な女性や高齢者でも座りやすく、
男性にも充分フィットする絶妙なサイズ感です。
2シーターは大人2人がゆったりと座れるサイズながら無駄な場所をとらず、
お部屋にコンパクトに置くことができます。
シンプルな構造で足元がすっきりとしていて、圧迫感を感じさせません。

こだわりのシート構造

S字バネを連結することで、適度な反発を実現。柔らかすぎない座り心地でへたりにくく、腰やお尻など体への負担も軽減されます。

カリモク家具では、家具の耐久性を確保するために用途に応じた様々な品質検査・試験を実施。 張り地の強度試験、ソファや椅子類のシート繰り返し落下試験など、カリモク家具の基準に基づいて厳しく行われています。

カリモクブランドの信頼と安心感

カリモクの熟練された職人さんにより丁寧に仕上げられた家具ですが、万一の通常使用での不具合には3年間のメーカー保証がついています。専門技能者による有償の修理対応も行っており、アフターフォローも万全です。また、製品によってはパーツのみの販売も行っており、必要なパーツだけを取り換えることも可能です。
なにげない日々の暮らしや、大切な家族の成長とともに一番近くで毎日一緒に時を過ごし、間違いなく人生の一部となった家具を、ずっと大事にお使いいただけるようカリモクの想いが込められています。

改良を重ね進化する定番

Kチェアは1962年の誕生から現在まで、様々な仕様変更を行ってきました。
デザインそのままに時代に合わせてアップデート。
改良を重ねながら作り続けられる、まさしく名作です。

1962
Kチェア誕生
Kチェアの原型モデル「#1000」販売開始。
1981
主材変更
ブナ材→マトア材を経てラバートリー材へ主材変更。
2002
カリモク60ブランド誕生
60VISIONに参加し、カリモク60ブランドとして再編集。
2008
シート仕様変更
シートSバネ径を太く、シートウレタンを高密度に、
シート木枠を厚く、座面構造を大幅に改良。
2011
スタンダードブラック変更
スタンダードブラックを耐アルコール仕様に変更。
2020
スタンダードブラック変更
新たな生地メーカーへ変更。
2021
アームトップ樹種変更
アームトップ部を「ラバートリー材」から「ブナ材」へ
(仕様変更。一部アイテム除く)

Kチェア定番張地

スタンダードブラック

Kチェア誕生時からある、最もスタンダードなカラー。 2シーターは、カリモク60全体の中でも一番人気のアイテムです。 独特のツヤのあるビニールレザーはお手入れもしやすく、 カフェや美容院などの店舗でも多く使われている。

モケットグリーン

光の反射によって変わる独特の光沢感に、惚れ込む人続出。 耐久性に優れているため、電車などの公共交通機関のシートにも 多く使われているモケット地は、上品でクラシカルでありながら どこか親しみやすさもあり、すっとお部屋になじんで、 雰囲気を、柔らかく優しい印象にしてくれます。 男女問わず人気のカラー。

タープグリーン

椅子の張り地としては最もポピュラーな平織り布地で、 タープグリーンは、1960年当時使用されていた生地をモチーフ。 縦糸には黒い糸を使用し、横糸には微妙な光沢の入った緑の糸を使用し、 独特の風合いを表現しています。

タープブルー

同じく、ブランド発足時からラインナップされていたタープグリーンの色違いの生地です。 縦糸には黒い糸を、横糸には青の糸を使用し、独特の風合いを表現しています。

マスタードイエロー

同じく、ブランド発足時からラインナップされていたタープグリーンの色違いの生地です。 縦糸には黒い糸を使用し、横糸には趣のあるイエローの糸を使用し、 ヴィンテージ感漂う独特の風合いを表現しています。

ミストグレー

ツヤ感がなくマットな仕上がりと、繊細なミックスされた色合いにより、天然繊維のような風合いを感じられるこだわりの張地です。そのこだわりは、耐久性や耐色性に優れたポリエステル糸を100%使用しながらも、ファブリックの表情にウールの素材感を追求し再現されました。そして最大の特徴は、一般的にポリエステルは硬めの肌触りですが「手触りの柔らかさ」がこのミストグレーでは感じられます。

店舗限定
スペシャルなKチェア

ロングライフデザインをベースに、張地と木部をアップグレードした、 ひときわ味のある実店舗販売限定のKチェアもご用意しています。

カリモク60の裏メニュー「パターンオーダー」

お好みの「張地」×「木部色」の組み合わせでオーダー頂ける「パターンオーダー」が実店舗限定で対応しています。
定番張地にパターンオーダー限定張地も加わり、選ぶ楽しみが増えました!
どんな空間にも合う圧倒的なオーラを持つKチェアの定番デザインに、
自分だけライフスタイルに合わせた特別なKチェアをオーダーしてください。